茅の輪 玄関

新型コロナウイルスが終息するかどうかは「神頼み」なところがあります。

そして、神道の伝承で「疫病の災いから免れる」とされているのが『茅の輪(ちのわ)』

毎年6月末と12月末の大祓の儀式での「茅の輪くぐり」は有名です。

元々『茅の輪』の由来は次のとおりです。

参考:https://www.shinmeisya.or.jp/html/tinowa01.html

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昔、伊勢の地を旅した須佐之男命は、日が暮れ泊まるところに困っていると貧しくとも心豊かな蘇民将来が須佐之男命を自分の家に泊め手厚くもてなしました。

須佐之男命は蘇民将来の善行に大変感激して「後の世に疫病あらば、汝、蘇民将来の子孫と云いて、茅の輪を以ちて腰に付けたる人は免れなむ。」と言い残し去って行きました。

以来、蘇民家は茅の輪のおかげで、疫病が流行ってもその災いから免れ代々栄えました。

伊勢の玄関先に一年を通して飾られる「伊勢のしめ縄」には『蘇民将来子孫家門』の木札が取り付けられているのは、上記の神話に依るところです。

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「現代の疫病」新型コロナウイルスの感染拡大に恐怖する毎日ですから、『茅の輪』を玄関に飾ったり身に付けたりすることで気分が落ち着くかも・・・です。

ということで、気休めかもしれないけど、ゲット!

 

茅の輪