令和 意味

「令和」になって丸一年が経ちました。

一年前の「平成」の時代に次の年号が「令和」発表された際、有識者から一般人まで「『令和』の意味は何なのか?」について、テレビやインターネットで様々な意見が出てましたね。

ネットでさかのぼって確認してみると、まず、万葉集の令月(良い月)と和(やわらぎ)の組み合わせです。

ストレートな解釈として、安倍首相も「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味が込められていると述べていました。

続いて、社民党党首の又市さんが「令は命令の令であり、国民への規律や統制の強化感がにじみ出ている」と、ちょっとネガティブな解釈を述べていました。

 

あと注目したのが現在の新型コロナウイルス騒動を予想していたかのような意見もありました。
それは、「令は零(ゼロ)を意味しており、これから日本が一度リセットされて明治維新後や第二次世界大戦後のように再構築されていく」という意見です。

飛躍的に考えれば、新型コロナウイルス騒動をキッカケにして極東アジアや世界全体のパワーバランスが変わりつつあります。
また、それと連動しているのかどうかは別にして、最近は岐阜県や長野県を中心に地震が散発しています。
https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/index.html

 

日常的なところでみると、先々月(3月)から急速にテレワークやオンライン学習が普及しています。
大人も子供も生活環境がガラリと変わりつつあります、というか、「変わりました(←完了形)」。

さらに最近では「入学の時期」を4月から9月にする動きも活発です。

日本という国が一度リセットされつつある空気を感じませんか?

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なお、この日記を書くにあたって、平成や令和という言葉を「年号」というのか「元号」というのか迷いました(笑

なので、『精選版 日本国語大辞典』で調べてみると、

ねんごう【年号】
年につける称号。
日本の場合、用字は中国の古典から選ばれ、年号勘文・討議を経て、改元の詔書によって定められる。
正式には孝徳天皇の大化元年(六四五)を始めとし、大宝元年(七〇一)以降、連続して定められた。
明治以前は一代の天皇が数度にわたって改元することが多く、即位・祥瑞・災変などのほか革命思想によって辛酉・甲子の年に改元されたが、明治以後は一世一元と定められた。
また南北朝時代には、両朝が別々の年号を用いた。
なお、正史に見えないが実用された私年号・偽年号などがある。元号。

げんごう【元号】
中国、日本などで、ある時点から起算して年数を計算するための特定の称号。
「大化」 「昭和」の類。
一般には天皇が元号を制定する特権をもつとされて従ったが、これを拒否して私年号・偽年号を用いる者もあった。
また、明治以前は天皇一代に何度も改元することが多かったが、明治以後は一世一元と定めた。
年号。→元号法。

とあり、ハッキリとした違いは見つけられずww

ただ最後に出て来る「元号法」という法律名からもわかるように、法律用語としては「元号」の方を用いているようでしたので、この日記では「年号」としました。

 


日本国語大辞典 〔精選版〕 1 (日本国語大辞典〔精選版〕)


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