半沢直樹 原作
大いに盛り上がっているドラマ『半沢直樹』の続編
ただ、前回シリーズから7年。
時代はあまりにも急速に変わりました。
つまり、ドラマの設定が「昭和チック」
原作者の池井戸氏が銀行で経験した感覚は、もはや令和の時代には当てはまらない「セピア色の昭和の風景」なのかもしれません。
具体的にいえば、
- メガバンクの圧倒的威圧感
- パワハラ部長の罵詈雑言
- 「出世」「左遷」の死語が飛び交う職場
- 女性総合職がほとんどいない職場
- 居酒屋で機密情報や個人情報を部下と密談する部長
- 銀行情報を他社出向中の同期に垂れ流すコンプラ無視の中堅バンカー
- 株主(割烹の女将)に企業内情を暴露する社員
などなど
決して「時代錯誤のドラマ」だとして非難しているわけではありません。
逆に、大どんでん返しもあって「勧善懲悪の時代劇」と割り切れば、こんなに面白いドラマはないです。
出演している俳優陣の顔芸には感心するし、原作にはない登場人物も魅力的ですし・・・
それに、ドラマと原作を比べてみても面白いです。
ドラマ「半沢直樹」原作 銀翼のイカロス: 2020年7月スタートドラマ「半沢直樹」原作